イラストレーションの教科書
ローレンス・ツィーゲン, クラッシュ, ピート・ファウラー
ただ、絵を描く楽しみだけを教えているような、
イラスト専門学校ってどうなの?と感じます。
引きこもりがちの、将来も何も考えていないような子が
ただただ遊ぶため目的で学校に入る。
ってゆう人もいるんだろうな。
先生も先生で、ダラダラ仕事をしてきた
中途半端な先生が多い気がします。
この本を読んでそれをよりいっそう感じることになりました。
イラストとは、
デザインにも、アートにも属さない中途半端なジャンル。
だからこそ、需要が多い、というのも事実。
でも仕事にしていくには、強い意志と精神力と探究心が必要なんですね。
売り込みや、打ち合わせや、お金のこと etc...
絵を描く以外のこともすべて一人で考え、
行動して行かなければならないんです。
だったら、なぜそうゆうことを学校でも教えてくれないのか、
きっとそれは、先生も、中途半端な仕事しかしていないから、
じゃないかと、私は思います。
私が思うに、日本のイラストレーターは
商業志向の人が少ないように感じるんです。
趣味で、どちらかというとアートでやってるような
のんびーりした空気が流れてる気がします。気のせいかな?
海外のアーティストの話しを読むと、
モチベーションの違いが感じられるんです。
海外のアーティストのほうが、
ずっとシビアに考えている気がする。
資料集めや、ブレーンストーミング、
日々のアイデアの書き留めが、
いかに大切か、ということも、この本で書かれてます。
自分を売り込む方法なども、勉強になります。
日本のイラストレーションの土壌はどうなんでしょう?
環境が良いにこしたことはない、ですけれど、
でも良い環境をつくりあげていくのも、
私たちの役目なんじゃないでしょうか。
もっとシビアに。
海外のアーティストを見習いたいですね。