サンシャイン2057を見ました。
映像・内容共に今年No.1の衝撃でした。久しぶりの大ヒットだ!
物語は低知識な私が説明すると、
アルマゲドン+2001年宇宙の旅、なんですが、
そこにダニーボイル監督的味付け、しかも過去最高!という感じでしょうか。
2057年、滅び行こうとする太陽。
そこへ核をぶち込んで、もう一つの太陽を作る計画が行われるという設定。
設定、状況、人間模様。すべてにおいて私からすれば、
本当にこうなるんじゃないか!?と思わせてくれるほど
ものすごくリアリティのある映画でした。
人間は地球上にある核物質をすべて使い、
太陽消滅を止める装置(ペイロード)を作った。
『もう地球上に核を作る材料は無い』
この言葉が印象的でした。
もし、この映画のように、またはアルマゲドンのように、
星や、隕石に核爆弾をしかけなければならなくなったら.....
はたまた、宇宙戦争が勃発したら...
若干、SF映画の見過ぎですが笑、そんな未来のためにも、
核はなるべく使わないでおいたほうが良いんじゃないでしょうか。
核は人間の最終兵器。最後の最後までとっておくべきでは...?
まぁ、この映画のように、
選択ミスをしてしまうのが人間であります。
いつも取り返しがつかないことになる。
自分で自分等の首を絞める。それが人間なのでしょうか。
映画って面白い。そう思わせてくれた映画でした。
サスペンス色が強いのでホラー系が苦手な人にはオススメしません。
核つながりで、
「チャイナシンドローム」という1979年の古い映画も見ました。
タイトルは、もしアメリカの原発で事故が起きて核の融解物が地中に滲みたら、
その裏側の中国まで達するという意味だそうです。
原発事故の恐怖がリアルに描かれてます。
原子力施設反対のデモの様子も出て来て、
今も昔もあまり変わっていないことがわかります。
昔の映画ではあるけれど、物語は今も十分興味深いものです。
今の私たちから見ると、セットがすごくチープで、
こんなんで核を扱ってたら絶対漏れるわ!とつっこみたくなります。笑
逆に、妙なリアリティーがあってGood、かな?